快眠夢日記

見た夢を日記にしてます

「おはようございます石中です。問題が発生しました、中曽根さんが全く違う番号にかけてしまいました」

一番やってはいけない事であり裁判沙汰になるだろうと思っていると早速裁判が開かれた。

「どうしてその番号にかけたのですか?」

「わかりません」

裁判官の問いに即答した石中は表情を変えず裁判官をじっと見ていた。

「それでは客の情報や通話録音を確認した結果があります。その結果を見て何故違う番号にかけたか言って見てください。」

裁判官が言い終わると石中の頭上から小さくおられた紙が落ちてきた。今までずっと裁判官を見ていた石中は目をつむり手を大きく右に左に振りながら、紙を探すふりをした。石中が全く見る気がないそぶりを見せるので裁判官は呆れて結果をいうことにしたようだ。

「今回確認したが、かけた番号は客の情報や通話録音には一切出てこない電話番号なのだよ。理由も一切不明なのでちゃんと確認していただきたいのですが。」

「それは謎ですねー」

石中は表情を変えずに言い放ち、紙もやはり見る気はないようだ。

静まり返った状態がしばらく続くと、全身マントに包まれた少女が裁判官と石中の間を通り過ぎた。

ーーーーーーー場面が変わり

少女は一回り体が大きいピンクのクマと一緒に旅をしていた。クマも少女と同じようにマントをはおり、着ぐるみのように顔がでかく視線がどこに言っているか分からない。

しばらく進んで道を曲がった少女が岩陰に入り見えなくなった。すると「ごくっ、」という音がしてクマが皮だけ残して道端に捨てられていた。

(食べたのか・・・)

しかしクマはみるみる膨らみ、もとの大きさに戻ると少女の後ろについて行った。

そしてそれがなんども繰り返されていった。

食料には困らないようだ。突然少女が止まった。目の前に大きな崖が現れたのだ。

崖の向こう側にはちゃんと道が続いているが橋はない。少女は少し考えているのか、全く動かない・・と思ったら崖をひとっ飛びし、クマとの旅が再開された。

 

・・・起床

無限食料クマ。なんなんだアレは・・・。