銃乱射
早朝、姉を探して少女が急いで外に出ると、目の前に血を流した姉が横たわっていた。
「キャぁぁぁっぁーー!」
少女の悲鳴に目を覚ました青年は急いで服を着て外に出た。
そこには泣きじゃくる少女と血を流し倒れている女性、さらに道の向こうから3人歩いてくる。一人は全身にピアスをしている豚みたいなやつで、ほか二人はフードをかぶって姿が見えない。
青年はすぐに少女の手を引っ張って建物の2階へ移動し銃を構えた。
「ねぇ」
「なんだ?」
少女はもう泣き止んでいる。
「お兄ちゃんこっち使ったほうがいいよ」
少女が渡そうとしているものはサブマシンガンだった。
「お前これ・・・」
「さっき拾った。お兄ちゃんの武器超遠距離型だからこっちの方が戦いやすいんじゃないの?」
青年は武器を受け取るとすぐに標準を3人に合わせた。
「くそが」
青年は隠れながら銃を乱射するが3人の誰にも当たらない。だが、応戦してくる様子もなく青年は困惑していた。
「どうなってるんだ?」
弾を込めて再度銃を構えると、3人は姉を抱えて立ち去ろうとしていた。
「ちきしょう!」
急いで下に降り外に出たらもう3人の姿は見当たらなかった。
・・・起床
青年がイケメンだったな