ゴブリン歩兵部隊
屈強なゴブリンがアサルトライフルを持ち戦場を駆け巡る。どうやら自分の奪還作戦らしい。
一匹?一人?の四角い顔のゴブリンに連れられ森を抜ける。
突然ゴブリンは左手を上げて止まれの合図を送ったため身を隠せる場所に身を隠しあたりを警戒した。
「・・・」
あたりは静まり返っている。動物の気配すらない。自分がわかっていないだけなのか、本当は声を出さないほうがいいんだとは思うが聞いてみた。
「何かいたんですか?」
「いえ、何もいないです」
「(いないんかい!)そうですか・・・」
「・・・」
「・・・」
「(これ何の時間なの・・・)」
ゴブリンがこちらを向いて笑顔を見せている。何も喋らないところを見ると何もないんだろう。
「・・・」
「・・・」
・・・起床
何?起床待ちだったの?