快眠夢日記

見た夢を日記にしてます

戦場社員

戦車、戦闘機を操るのはもちろん人間だ。そんな近代兵器が最新鋭のミサイルを撃ち合い、空を巻き込んでの壮大な戦いを繰り広げる。そんな中に機械ではない異様な飛行物が混じっていた。近年機械ではなく魔法の技術が進み、戦いへ転換されていっていた。その破壊力は圧倒的で、魔法の技術の差は戦局に大いに影響を与えたためどの国も必死に魔法の研究が進められていった。

我が国では最新兵器が開発され、今回初の戦場導入の日であった。どのような戦果だったかというと、それは圧倒的であった。なんせその大きさは雲にも届く勢いで、体には大量の兵器が搭載され、その兵器を守るため体は魔障壁で作られている。容姿はゴーレムを元に作られたためカッコいいとは言えないものの、その巨体がジリジリ迫ってくるのは敵からしたら恐怖だろう。

そして僕はそのゴーレムの動力炉で働く一般人だ。

 

「夜勤お疲れ様」

同じ場所で働いている人が交代のためやって来た。時計を見ると確かにもうそろそろ交代だ。引き継ぎをするため急いで軽く片ずけをして、明けの人に引き継ぐことがないか確認する。

「炭の炊き方が変更になったんだ」

何に使うのか分からないが炭を炊く必要がある。そのほか飲食店のような厨房で料理、ドリンクの提供をしている。巨大なゴーレムの中では大勢の人が働いていて女性もいるくらいだ。安全かといったら安全ではないだろうが、やることは地上にいる時と変わらないので戦争という感じが全くない。

「先日は鬼龍院さんがゴーレムの肩に立って指示だしをしていたみたいですよ」

「え、まじで!外の様子が分からないってことじゃん。よくそんなんで戦場に出したな」

巨大であるが故にその制御はまだ自動化に成功していなく、心臓である動力炉での魔力供給が必要になってくる。そのうち遠隔操作もできるようになるだろうが、今の課題はやはり動力を無人化するということだ。まともな案が出て来ていないようなので、まだまだこの仕事は終わらなさそうだ。

 

・・・起床

ファンタビ見て来た